2005-08-14 姑獲鳥の夏から book 憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫)作者: 小松和彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/03/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (45件) を見る 第二論文「説明体系としての「憑きもの」」が京極堂のモトネタだったのを思い出した。読み返してみると、第六論文「山姥をめぐって」と第八論文「器物の妖怪」という、二つの妖怪研究が収められていた。特に第六論文は神、鬼、人の三角形を基軸として妖怪という概念を導き出している。この観点から妖怪大戦争を見るとどうなるのだろうか。うふふ、楽しみ。