妖怪大戦争

 バカ映画です*1。すばらしい!
特にクライマックスからの落とし方が最高で、小説はジュブナイルの典型を踏んでいるのに、映画ではもう! 真っ白な嘘も上手く換骨奪胎、いや奪骨換胎して、見事に映画になっています。
 そして隆之介キュン最高! 千と千尋の神隠しでの坊、ハウルの動く城でのマルクルと、なかなかの演技を聞かせていましたが、こんなエロ可愛いなんて! と思っていたら、すごいサービスショットがあってイスからずり落ちました。
 宮部先生はいいかんじですね。荒俣先生は微妙かなぁ。一緒に見た友人が「京極夏彦は自分の書いた映画より力を入れている」と述べていましたが、その通りだと思います。
 で、清志郎ばんざい!

*1:私とその周囲における、映画に対する最大限の賛辞。