2006-02-20 『別册 文藝春秋』2006年3月号 book jan:4910077050364 おもしろかったのは酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」(葛の字は異体字)と森博嗣「あと少し変わった子あります」の二つ。前者は身も蓋もない語りのパフォーマンスが笑いを誘う。後者は私小説のように読めるが、さて、森がそういうたぐいのものを書くのだろうか、と考えるとおもしろい。